3DプリンターのCreality K1を購入した。
本機種はroot化することでfluiddの導入や、その他諸々好き勝手にいじることができるようになる。
root化自体は公式で認められてるものの、その手法を検索すると、公式の手順公開前に存在した脆弱性を突いた手法のページが多数見受けられる。
そこで、本記事では現時点(2024/4月)での公式root化手順を紹介する。勿論、本記事の内容も今後古くなっている可能性があるので、最新の手順は公式に案内されているものを探すのが望ましい。
手順
root権限の取得
公式の手順書は下記に存在する。
https://github.com/CrealityOfficial/K1_Series_Annex/tree/main/root%20guide
まずは本体のタッチパネルを操作し、rootアカウントの情報を入手する。
[歯車アイコン] → [システム] → [ルートアカウント情報]をタップ。下記の画面が表示されるので、内容を良く読み、同意できるなら[確認]をタップする。
(実際に読んでもらうため、一定の秒数が経過しないとボタンをタップできないようになっている。)
すると、root権限のパスワードが表示される。root権限の取得自体はこれで終わり。
(実際にはroot権限のパスワードは機種ごとに共通で、この手順はSSHを有効化する手順っぽい。)
fluiddの導入
上記手順書のStep3以降を参照。
特筆することはないが、WindowsでSSHクライアントに悩むようならOpenSSHかTera Term辺りで良いのでは、と思う。
尚、上記リポジトリにはfluiddの他にmainsailのインストールガイドも置いてある。
お好みで選択すれば良いかと思う。